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下松市の民話・伝説
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[本浦地区]
40 笠戸の地名のおこり(かさどのちめいのおこり) (本浦地区)
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むかし、神功皇后が、新羅(しらぎ)親征のため、西に下られる途中、この島に一夜の宿をとられました。つぎの日、宿を立たれる時、笠を戸口に掛け忘れて、出立されました。
途中で気がつかれましたが、引返すこともできず、そのまま行ってしまわれました。それ以来、この島を笠戸島と呼ぶようになったということです。