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下松市の民話・伝説
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[深浦地区]
48 山伏の墓(やまぶしのはか) (深浦地区)
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深浦の、ある田圃(たんぼ)の崖根(がけね)に、屋根形の墓と、五輪塔(ごりんどう)がある。この田には、牛を入れても下肥(しもごえ)を入れても、たたりがあるといわれ、毎年、お祭りをして、鍬(くわ)で田作りをして、いっさい肥料を入れないが、よく出来るといわれ、永く、そのしきたりが守られているということである。