○ さんさ節(ぶし)

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   今年はヨー はじめておどりこん出たら サウヨイヨセ
      村の若い衆 晒(さらし)をもろた ヤンサラエーン エエサアーアンサ
   何に染めよと 紺屋に聞けば
     サウヨイヨセ
   一にゃ橘 二にゃかきつばた
     ヤンサラエーン
     エエサアーアンサ              >以下同じ(A)
   三にゃ下り藤 四にゃ獅子牡丹
     サウヨイヨセ
   五にゃ深山の 千本桜
     (A)
   六つ紫 色よく染めて
     サウヨイヨセ――以下同じ (B)
   七つ南天 八つ山桜
     (A)
   九つここで 踊りを切りかえて(B)
   十で殿御の 気の召すように (A)

 


・太鼓・足


・足取図

※ さんさ踊りの足取り
 十二拍で一節になっており太鼓がこれを軽快なリズムで打ち、これをうまく足取りして、さんさ踊としている。