23 お手玉唄(てだまうた)

149 ~ 152 / 168ページ
○ おひとつ おひとつ おひとつ落して オサラ
    おみんな オサラ  (以下繰返し)
  おふたつ おふたつ おふたつ落して オサラ
  おはさみ おはさみ おはさみ落して オサラ
  やちゃない やちゃない やちゃない落して オサラ
  お手しゃん お手しゃん お手しゃん落して オサラ
  めいくぼさんのせいくぐり おみんな オサラ
  小さい川 くぐれ おみんな くぐれ
  大きい川 くぐれ おみんな くぐれ
  お手つき お手つき お手つき落して オサラ
  おひどり おひどり 中わかれ
  おひどりさんは 今年の春から 病気にかかって なくなった
  さるたて わたる十四 四十小梅で とめて
  一升(しょう)ハイ 二升ハイ 三升のおまけで ヤットコサ
○ おひとつ おひとつ おひとつ落して オサラ
    おみんな オサラ  (以下繰返し)
  お手かせ お手かせ お手かせ落して オサラ
  おつかみ おつかみ おつかみ落して オサラ
  おちりんこ おちりんこ おちりんこ落して オサラ
  お左 お左 中わかれ
  やちゃない やちゃない やちゃない落して オサラ
  ててっぽうし ててっぽうし ててっぽうし落して オサラ
  おおしご おおしご おおしご落して オサラ
  おおそで おおそで おおそで落して オサラ
               おみんな オサラ
○ とってん とらふく みよふく さいどの せどかり
  あかしのしぐれが ぼつぼつちるが
  みつけてとおる とおーよおー とってのつなぐの
  二十 三十 四十 五十 六十 七十 八十 九十 百
     百かん おしののさ
○ 一番はじめが 一の宮 二また日光 東照宮
  三また讃岐(さぬき)の 金比羅さん(こんぴらさん) 四また信濃(しなの)の 善光寺
  五つ出雲の 大やしろ 六つ村村 天神さま
  七つ名古屋の 大やしろ 八つ八幡の 八幡宮
  九つ高野の 高野山 十で東京 二重橋
  これほど願を かけたのに この子の病は 治りゃせぬ
○ 一かけ二かけ 三かけて 四かけ五かけ 六かけて
  橋の欄干(らんかん)に 腰かけて 遥か向うを 眺むれば
  十七八の 姉さんが 片手に花持ち 線香持ち
  お前はどこかと 問うたれば わたしゃ九州 鹿児島の
  西郷隆盛 娘です 明治十年 戦争に
  討死になされた 父さんの お墓参りを いたします
○ にわとり一羽が とことん にわとり二羽が とことんとことん
  にわとり三羽が とことん(三回)  にわとり四羽が とことん(四回)
  にわとり五羽が とことん(五回)  にわとり六羽が とことん(六回)
  にわとり七羽が とことん(七回)  にわとり八羽が とことん(八回)
  にわとり九羽が とことん(九回)