「狐さん おばんか」 「今は御膳のさかり」
「おかずは何か 一切れくれんか」 「言うからやらん」
「言わんからくれえ」 「梅干こうこ」
「言うちゃった 言うちゃった」
○ あとうはあ なんぼ 十三七つ そりゃまだ若いな 若いは道理
道理の道で赤坊をひろて それゃ誰にだかそ おまんにだかそ
おまんのちちは 大きゅうて丸うて ちょど寺の天目よ
○ きっこうかいの 松うさあ 沖や波が 荒いぞ
○ あがり目 さがり目 ぐるっとまわして 猫の目
○ さよなら三角 又来て四角 四角は豆腐 豆腐は
白い 白いは兎 兎は速い 速いは別当(べっとう) 別当は
えらい えらいは学者 学者はできる できるは
できもん できもんはうつる うつるは鏡 鏡は
割れる われらは日本男子
○ かごめかごめ かごの中の鳥は いついつねやる
四日の晩に 鶴と亀がすべった うしろの正面誰(だあれ)
○ ぼんさんぼんさん どこ行くの あの山越えて
お使いに わたしも一緒につれてって おまえが
くると じゃまになる かんかん坊主 くそ坊主
うしろの正面だあれ