7、鳥居(とりい) (深浦八幡宮(ふかうらはちまんぐう))

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 市内にある鳥居の中では大きな部類である。深浦地区の人々が「日露戦争」の戦勝を記念し、氏神様の境内を整えるため建立したものである。黒髪島の石材を用いて造り、船で浜まで運搬し引きあげて建てたものである。
  全高  四・八メートル
  柱囲  一・六メートル
  刻銘  明治三十八年八月(一九〇五)
 柱は上方に向かって少しずつ細くなり、形姿が整って美しく立派なものである。この鳥居と共に周囲の玉垣が整えられ、小さな広場になっている。鳥居をくぐり森の中のせまい石段や坂道を二五〇メートル登ると、石造の用水槽がある。