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下松市の石造文化財 祈りと生活
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[二十二、記念碑]
3、道路改修記念碑(どうろかいしゅうきねんひ) (久保山田(くぼやまだ))
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山田村の中央を貫ぬく縦貫道路が完成したことは、山田村近代化の第一歩であった。何百年と長い年月、山田川に沿って小さな道がうねうねと村を通っていた。村人はこの道を通り、田畑や山林に行ききしていたが、当時の大木友之助村長が自ら委員長となり、山田村の道路改修の大事業を完成したのである。
これを記念し山田村入口に石碑を立てた。「昭和九年九月竣工。山田・添谷二二四八間総経費七万七千二百円 委員長 大木友之助」約四キロメートル強の道である。
この隣りに下松最大の久保団地が完成する。
そのあかつきにはこの地の発展はすばらしいものであろう。