5 御屋敷山遺跡(おやしきやまいせき)

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 御屋敷山のせまい尾根(標高六十二メートル)に立地する弥生末期の堅穴住居址および後期古墳に属する円墳である。
 堅穴住居址は、床面に多数の炭化木材や焼土が付着していることから、家屋の火災により放棄されたものと思われる。円墳は組合箱式石棺を内部主体とするものと推定されるが、盗掘をうけていて規模、構造ともに明らかでない。