宮原古墳

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宮原古墳

《市指定史跡》
宮原古墳(みやばらこふん)

指定年月日昭和48年9月22日
所在地下松市和田宮原
所有者有吉幸典

 末武川右岸の和田丘陵台地に立地する円形墳で、昭和47年に調査された宮原遺跡の南端に現存する。
 巨石で築造された羨道(せんどう)、玄室(げんしつ)等をもつ古墳時代後期の片袖横穴式石室墳で、大正年間、旧制山口高校生によって調査され、石棺、馬具類、須恵器(すえき)等の遺物を検出した。
 内部構造、封土の状態等、当市域に現存する後期古墳の中で原型をとどめる唯一のものである。

(宮原古墳内部略図)