何かの調査で、目にふれた人物について、左にその人名を掲げた。もれた人も多いと思うが、後日追加補正したい。
(一) 人物誌に載っている人物
防長人物誌(近藤清石 明治三八編)
お政 大庭賢兼
都濃郡誌(都濃郡役所 大一三刊)
矢島作郎 原田良太郎 磯部十蔵 小林武作 嘉也女 弘鴻 孝女まさ 森重靱負
大百科辞典(平凡社 昭七刊)
長岡外史
久保村郷土史(久保村教育会 昭一一刊)
磯部十蔵 原田良太郎 孝女嘉屋 小林武作 孝子宇兵衛 孝子石川寅吉 孝子金十 孝子弥八 孝子源右衛門 孝子精農喜三郎 孝子古木ぬい 孝子浅右衛門 孝子乙次郎
徳山市都濃郡名鑑(防長新報社 昭一二刊)
村上基徳 弘鴻 藤尾ハル 孝女まさ
下松大観(下瀬松雪 昭一三刊)
森重靱負 孝女満佐
花岡教育誌(花岡小学校 昭二六刊)
弘鴻 村上基徳 藤尾はる 松村伴五郎 国居光蔵 原田多寿雄
大人名辞典(平凡社 昭二九刊)
弘鴻 長岡外史 森重靭負 森重曾門
近世防長人名辞典(吉田祥朔 昭三二刊)
矢島作郎 三浦竜輔 磯部十蔵 原田良太郎 今田浪江 弘鴻 長岡外史 森重靭負 森重曾門
下松地方史研究(下松地方史研究会 昭三一刊―)
矢島作郎 孝女おまさ 飯田柔平 岩瀬長五郎
[世界大百科辞典(平凡社 昭三四刊) 国民百科辞典(平凡社 昭三七刊) 日本百科大辞典(小学館 昭三九刊)] 所載なし
次の人物誌は、生存者(現在はほとんど死亡)について記されたものである。生存者を対象にし半ば営利的に出版された人物誌は、人物の選択や記事の内容等について考慮を要するが、参考にはすべきである。特に「防長之人物」は、下松在住の棟居新星氏が記したもので、下松の人物についての記事が多く、当時の下松の事情を知る上にも非常に役立つと思う。
防長之人物(棟居新星 明治四三刊)
現代防長人物史(井関九郎 大六刊)
防長人士発展鑑(松田元介 昭七刊)
山口県人物史(末弘清 昭一〇刊)
(二) 石造物による人物碑
記念碑
原田重庸先生之碑 御本社建築発起人清木直吉碑 小林武作君之碑 孝女お加屋彰徳碑 弘鴻翁之碑 孝女満佐碑 木原六郎記念碑 坪郷大明神
墓(門弟により建てたもの)
権大僧都法印恵弘大和尚 鶴沢清造先生墓 鶴沢公竜先生墓 豊沢渡竜先生之墓 橋本文右衛門墓 阿那清廉霊神 徳藩柳先生塚 福谷直市塚 明宝院先生墓 石田義順墓 石田義諦墓 故林文心先生之墓 岩瀬実治夫婦之墓 秀山法師墓 崇準和尚墓 仁寿院藤先生之墓 宝城崇仁・春子両先生之碑
その他著名の墓
毛利家に関する墓 磯部家の墓 藤田家の墓 越智家の墓 矢島家の墓 各神社神職の墓 各寺院住職の墓
(三) 書籍及び口伝による人物
(1) 文化に関する人物
私塾
桑島竜斉 藤本法城 林繁鞆 僧虚白和尚 武居源五平 玉井粟左衛門 近藤頼母 今田誠司 山本宏巖 高村友七 原田三介 田中庄左衛門 原田治兵衛 武田竹之進 重岡清助 榎宮契典 井村正人 飯田柔平 柳簑左衛門 斎藤妙法寺住職 相本要助 宗本宗鎧 宗本心月 中村一現 村上敏雄 村上基福 石田潔 内富恒庵
人形浄瑠璃
竹本品太夫 竹本大道太夫 竹本鱗太夫 竹本鳴門太夫 中村芦釣 福田豊松 鶴沢円治 鶴沢清之丞 野沢絹松
豊田好蔵(人形) 福島左衛門(人形)
切山歌舞伎
山本長重郎 山本三四郎 山本利左衛門 山本八五郎 橋本登雀
俳句
沓屋純助(天香宗匠) 高橋信助(方外宗匠) 田村嘉作(夢想宗匠) 藤田美水宗匠 平谷金波 隅田晴月 相本弥生 下村庭遊 下村みつ女 岩瀬庭月
将棋
川口嘉六
其他
妙見山別当源嘉 恵亮 恵実
(2) 治政に関する人物
名家
琳聖太子 大内氏 鷲頭氏 内藤氏 末武氏 陶氏 毛利氏
給領主
安富源三郎 波多野彦右衛門 倉波又三郎 冷泉五郎 西福寺 玉信僧都 矢野忠右衛門 真光院 日光寺 飯田九郎右衛門 林次郎右衛門 繁沢二郎兵衛 二宮太郎右衛門 鷲頭小右衛門 長嶺与三右衛門 奈古屋九郎右衛門 乃美仁左衛門 草刈三左衛門 福原九右衛門 知智庵法師 木屋勘兵衛 山本藤右衛門 湯川三郎左衛門 三田新五右衛門 宍戸元仲 内藤右衛門 木原左近 引田半左衛門 秀岳院 山根六右衛門 吉敷毛利家 須佐益田家
在郷武士
武弘太兵衛 松本忠五郎 宮木勝七郎 佐伯源兵衛 沓屋浪江 葉若太吉郎 河野善九郎 村田信平 三分一恒右衛門 勝浦弥治左衛門
開作者
吉敷毛利家 須佐益田家 宍戸家 磯部家 山本庄平 徳地村清七 末武村下村喜左衛門 末武村重次郎 末武村入作太郎右衛門 柳清右衛門 下松町銭屋好右衛門 小島与左衛門 秀岳院 草刈三右衛門 福原九右衛門 引田半左衛門
明治維新戦死者
木村嘉六 片野武 中井熊次郎 藤井忠吉 藤川駒之進 瀬来道三郎 三浦太郎 三好栄吉
(昭四二・三、第一一輯)
(明治維新以降は略す)