(12)鷲頭山の中宮再建

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 大内家二十六代義興(よしおき)の時代に妙見社の中宮を再建することになる。
 これで五度目の重建である。
 義興の時代には応仁・文明の大乱がおこった時代でもある。
 義興は明との貿易によって、また瀬戸内海の海賊群を支配することによって抜群の経済力を得ることができた。
 義興はまた、山口に高嶺(たかみね)大神宮を建立し、西国唯一の大神宮とするのである。