「わたしたちのきょうど下松」で学習するみなさんへ



 下松市は、1939年(昭和14年)、下松町、花岡村(はなおかむら)、末武南村(すえたけみなみむら)、久保村(くぼむら)が合ぺいして誕生しました。その後、1954年(昭和29年)に米川村(よねがわむら)、1962年(昭和37年)に滝(たき)ノ口の集落ともいっしょになり、現在の下松市となりました。
 かつて下松は、海に面した地形を生かして、塩づくりのまちとして、さかえました。その後、塩田のあと地に、ものづくりのまちとして工場が立ちならび、今の下松市として発展してきています。
 下松市について調べるときは、この本を道しるべにしてください。下松市の豊かな自然や歴史、伝統を学ぶことで、「郷土に誇りをもち、たくましく未来を切り拓く心豊かな子ども」に育ってほしいと願っています。
 最後に、多くの方々のご協力によって、「わたしたちのきょうど下松」の改訂ができましたことに深く感謝いたします。
下松市教育委員会教育長
玉川良雄(たまがわよしお)