食肉加工1工場


ことば
1 食肉加工
  牛、ぶた、鳥などの肉を使って商品をつくること。

 ウインナーは、どのようにしてつくられているのでしょう。


 お肉大すき!おいしそう!

 世界の食品コンテストで、金賞を受賞したんだよ。テレビでもしょうかいされたことがあるんだって。


 ウインナーの原料は、ぶた肉です。ここでは、山口県や九州から、品質のいいものをえらんで使っています。
 大きなかたまりから、ほうちょうで小さく切り落としていきます。

 せんようのミキサーを使って、切った肉をまぜあわせます。細かくどろどろしたものに、あらびきという食感のある肉をまぜあわせることで、食べた時に肉のおいしさを感じられるようになります。
 20キログラムの肉で、約700本のウインナーができるんだって。


 ウインナーのまわりの皮は、羊の腸を使っています。まぜあわせた肉をせんようのきかいに入れて、同じ長さになるように肉をつめていきます。
羊の腸を、ぼうにつめたもの


 つめたウインナーをつるしてならべ、きかいの中に入れます。このきかいの中で約80度の水蒸気でしっかり熱をいきわたらせ、おいしく食べられるようになります。
 できあがったウインナーは、そのままれいぞうこに入れてひやされます。
 一度にたくさんつくれるようになってるんだね。


 つるしてあったウインナーは1本ずつ切られ、しん空(空気をぬくこと)パックをして、れいとうほぞんをします。そうすることで、全国各地においしいじょうたいで運ぶことができます。