打ち出し加工1を得意とする、従業員45名の小さな工場です。日立の協力会社として、新かん線の顔(先頭車両)をつくるためにできました。
山下工業所(やましたこうぎょうしょ)では、日本中を走る多くの新かん線の顔をつくってきました。そこでは、熟練の職人たちがハンマー1本でアルミ合金2の板を打ち出しています。
山下工業所は、鉄道車両の顔のほかにも、運転室や運転台の部品など、ふくざつな形のさまざまな部品をつくっています。
ことば
1 打ち出し加工
金ぞくの板をハンマーで何度もたたいて形を変える技術。板金加工ともいう。一人前の職人になるためには、10年以上の修行が必要といわれている。
2 アルミ合金
アルミニウムに、ほかの金ぞくをまぜた金ぞくのこと。
1 打ち出し加工
金ぞくの板をハンマーで何度もたたいて形を変える技術。板金加工ともいう。一人前の職人になるためには、10年以上の修行が必要といわれている。
2 アルミ合金
アルミニウムに、ほかの金ぞくをまぜた金ぞくのこと。
このオブジェは、新かん線に使うのと同じアルミ合金の板を使っているよ。 加工方法も「切って、たたいて、つないで」といった同じやり方だよ。 |