(3)店ではたらく人


 下松市には、どこにどんなお店があるのでしょう。


 わたしたちの住む下松市には、たくさんのお店があります。みんなの家では、どこでどんな買い物をしているのか調べてみましょう。

 わたしは、休みの日にはよく大きなお店に行って買い物をするよ。

 学校のまわりの地図に、みんながよく行くお店をまとめてみたよ。
 人がよく行く店には何かひみつがあるんじゃないかな。

 ぼくの家では、買い物に行くお店はいつも同じだな。どうしてだろう。

 スーパーマーケットでは、たくさんの人に買い物をしてもらうために、どのようなくふうをしているのでしょう。

 スーパーマーケットの売り場には、だれでも買い物がしやすく、たくさんのものを買ってもらうために、さまざまなくふうがされています。見学をするときや買い物に行ったときに見つけてみましょう。
○ 店内の表示のくふう


 店に入ってすぐの売り場には、その日のおすすめ商品がおいてあるよ。毎日かえているのかな。

○ 商品のならべ方のくふう


 小さい子どもによろこばれそうなおかしが下のだんにあるね。

 魚売り場なのにしょうゆを売っているよ。どうしてだろう。

 スーパーマーケットではたらく人は、どのような仕事をしているのでしょう。

 服そうがちがうのも、何か理由があるのかな。

レジをたん当する人
 「セルフ清算レジ」という、お金をきかいではらう方法にしてから、レジがこみにくくなりました。

魚をたん当する人
 その日にとどいた魚は、そのままパックにしたり、さし身にしたりして売り場に出します。

青果をたん当する人
 青果とは、やさいやくだもののことです。いろいろな大きさに切って、お客さんがほしい分だけ買えるようにしています。

精肉をたん当する人
 いろいろな料理に使えるよう、せんようのきかいで肉を切っています。大きなれいぞうこやれいとうこがあり、そこにほぞんしています。

そうざい(おかず)をたん当する人
 できたてのものを食べてもらいたいので、1日何回かに分けてそうざいをつくっています。多くのそうざいを店内で手づくりしています。


事む所ではたらく人
 品物の売れ具合を調べたり、値札をいんさつしたりしています。

事む所ではたらく人
 決められた時間になると、各たん当の責任者が集まってその日の様子を伝え合います。

 店ではたらく人たちは、それぞれのたん当に分かれて仕事をしています。
 見学のときは、はたらく人のくふうに注目して、見つけたことをメモしたり、インタビューしてみたりしましょう。

 スーパーマーケットで売られている品物は、どこからどのようにして運ばれてくるのでしょう。

 スーパーマーケットでは、山口県内だけでなく、日本中、世界中から来た品物が売られています。これらは種類ごとに分けられ、トラックに入れて運ばれてきます。生ものを運ぶトラックの中は、いたまないようにれいぞう・れいとうができるようになっています。決まった時間になると店のうらにトラックがとまり、ワゴンのまま店のうらまで運ばれます。
下松産の商品


 商品にはられたシールや、チラシを調べたら産地1がわかるよ。近くでとれたものもあれば、外国から来たものもあるね。場所を地図帳で見つけたり、国旗を調べたりしてみるといいね。

ことば
1 産地
  つくられた場所やとれた場所のこと。日本のものを「国産」、外国から来たものを「外国産」という。

トラックの中の様子

店のうら口に着いたトラック

 ものを売ることのほかには、どんなくふうをしているのでしょう。

 スーパーマーケットは、たくさんの人が利用します。そのため、だれでも利用しやすいようにせつびをととのえたり、ものを売る以外のサービスをしたりしています。写真をもとに話し合ったり、見学をして見つけたことをまとめたりしてみましょう。

 案内所って何をするところなのだろう。

入口におかれている車いす

いろいろな種類のショッピングカート

店長さんの話
 「正直」な商売を心がけています。毎日食べるものなので、おいしくてせん度のいいものを出すようにしています。
 また、買い物に来てくださったお客さんにかんしゃの気持ちをこめて、せっしたりあいさつをしたりしています。たくさんの人に気持ちよく買い物をしてもらい、リピーター1のお客さんをふやしたいです。
 これからもみなさんが安心・安全に利用できるよう、努力していきます。

ことば
1 リピーター
  お客さんがくり返し店を利用すること。