通信指令室1のはたらきとさまざまな人々の役わり


 消防署では、火事が起きたら、だれが、どんなことをするのでしょうか。

ことば
1 通信指令室
  地いきの中心となる消防署(下松市は市消防本部)にあり、119番の電話はすべて、指令室につながる。必要なじょうほうを集めて消火活動の指令を出す。


 消防署は、電話を受けたら、いろいろなところにれんらくするんだね。

119番へ電話したときにたずねられること
●火事ですか?救急ですか?
●場所はどこですか?
●近くに目印になる物はありますか?
●何がもえていますか?
●みんな、ひなんをしましたか?
●お名前と電話番号を教えてください。

 たずねられたことに正かくに答えることが大切ね。

 火事は、自分の家だけではなく、まわりの家にも大きなひ害が出ることがあるよ。

 火事が広がるのをふせいだり、まきこまれないようにしたりするために協力しているんだね。

消防署にあるロッカー

 ロッカーには、防火服などがきちんとならべておいてあるね。

 1秒でもはやく、現場にかけつけられるように、身につけるものの場所は、決まっているそうよ。

通信指令室の人の話
 消防や救急の仕事は、はやく現場に行くことを心がけています。
 病院、警察署、水道局、ガス会社など、関係するところにもれんらくをします。大きな火事のときには、近くの市や町の消防署にも、おうえんをたのんで、みんなで協力して火を消したり、人を助けたりしています。

通信指令室

 れんらくが入った警察署などは、どのような協力をするのだろう。

 火事の現場近くの道路を通る人も守らないといけないから、警察の人は、車の通行を止めるような仕事もするかもしれないね。