下松市の水道のれきし


 下松市は、昔から水不足に苦しめられていました。戦後、人口がふえ、大きな工場ができて、さらに水が必要になりました。末武(すえたけ)川の上流に温見(ぬくみ)ダムをつくる一方で、市街地の給水が急がれたため、大海(おおのみ)町に水源地がつくられました。
 1960年代後半、水不足がたびたび起こり、末武川ダムの建せつや給水区いきを広げる計画が立てられ、じゅんじゅんに工事が行われました。
 今では、大海町の水源地は使われておらず、2つのダムから安定して水を得えることができるようになりました。
下松市 水道のれきし
主なできごと
1951大海(おおのみ)町水源地ができる。
1955温見(ぬくみ)ダムができる。
1957御屋敷山(おやしきやま)にじょう水場ができる。
1968非常渇水対策本部(ひじょうかっすいたいさくほんぶ)がせっちされる。
1970末武川ダムをつくるための調査が始められる。
1979大海町水源地をつくりかえる。
1980米川簡易(よねがわかんい)水道ができる。
1992末武川ダムができる。
1995周南都市水道水質(しゅうなんとしすいどうすいしつ)けんさセンターができる。