安全できれいな水をつくるために


 安全できれいな水をつくるために、どのようなことをしているのでしょうか。

 じょう水場では、水質けんさをしていていつも安全な水をとどけられるようにしています。じょう水場の中だけではなく、市内の様々な場所のじゃ口から水をとって、水の色やにごり、残留塩素(塩素によって、消どくをするがその塩素がどのくらい残っているかということ)などのけんさを毎日行っています。
 また周南市・下松市・光市の3市が共同で、水質けんさセンターをつくりました。そこでも定期的に、水道水2リットルを毎日飲んでも安全という「水質基準項目」にしたがってたくさんのけんさをしています。金ぞくや農薬の量を調べる機械なども使ってけんさをしています。
下松の水「星の泉(いずみ)」
 平成30年西日本豪雨のとき、広島県の被災地に運ばれた。

じょう水場の金魚
 水の中に有害な物質がないか、金魚を使って調べている。

じょう水場の人の話
 下松市の水は、じゃ口から直せつ飲むことができる安全な水です。
 丘の上にあるじょう水場から、パイプを通ってじゃ口まで、自然に水が流れるようになっています。高いところへ水をくみ上げるための電気代が少なくてすみます。昔の人のすばらしい知恵です。そのおかげもあって、水道料金が安くなっています。
 地元のゆたかな自然やたくさんの人々の苦労でできた2つのダムを、いつまでも大切に守ってほしいです。

コンピューターで水の様子をかんり

水質けんさをする器具