画像番号一覧
画像 6
享保子年六月
右書付仲ケ間江申通シ候様
ニと、御匙乾立ト御用部屋江
召呼、其旨申聞書付相渡候事
子七月廿四日
一御作事方仕様改而被仰出候
書付、今日於御用部屋小普請
奉行共江相渡、此趣相心得、諸
事念入申付候様申渡之候、
且亦右之通被 仰出候之間、書付
之趣致拝見、相心得罷在候様に
御勘定奉行共、出入司共御目付・
(改頁)
小普請加り・御目付江書付一通宛
相渡之候事
書付左ニ記
覚
一御普請所之儀、奉(ママ)奉行共日々
相廻り、小普請所修覆候義、
大内一郎左衛門江相達、可任差図候事
一小普請御入用一ケ月金拾両宛ニ
相定、此金を以繕可申付事、
附、御家中(ママ、屋カ)長長向屋敷替等
有之節之繕茂、右拾両之
享保子年六月
右書付仲ケ間江申通シ候様
ニと、御匙乾立ト御用部屋江
召呼、其旨申聞書付相渡候事
子七月廿四日
一御作事方仕様改而被仰出候
書付、今日於御用部屋小普請
奉行共江相渡、此趣相心得、諸
事念入申付候様申渡之候、
且亦右之通被 仰出候之間、書付
之趣致拝見、相心得罷在候様に
御勘定奉行共、出入司共御目付・
(改頁)
小普請加り・御目付江書付一通宛
相渡之候事
書付左ニ記
覚
一御普請所之儀、奉(ママ)奉行共日々
相廻り、小普請所修覆候義、
大内一郎左衛門江相達、可任差図候事
一小普請御入用一ケ月金拾両宛ニ
相定、此金を以繕可申付事、
附、御家中(ママ、屋カ)長長向屋敷替等
有之節之繕茂、右拾両之
画像 7
内ニ而取計可申候、但一ケ所
ニて金及壱両程ニ、又外ニ茂
小普請所多、拾両ニて難届
節者、翌月江相送り可申付候、
夫共ニ御修覆所難捨置
場所共ニ而金高ニ成候ハヽ、
御勘定奉行共江相談之上
遂吟味、一郎左衛門江相達可受
差図候事
一惣而御普請御入用不依何事、
手前積いたし、御勘定奉行
所江持参御勘定奉行、加り御目付
打寄、遂吟味候上、一郎左衛門江
(改頁)
相達可得差図候事、
附、入札申付候ハヽ、入札披候已後、
落札之寄惣金高一紙相認、
御勘定奉行共江遂相談、御金
之儀申談候上、一郎左衛門江申達、
弥御普請可申付筈ニ相極
候ハヽ、右之一紙一郎左衛門ゟ御勘定
【(取り消し線)奉行】所江相渡置、追而御勘
定帳出候節之引合ニ可仕
候事
一御作事諸色御入用方之義
ニ付而ハ、不依何事ニ御勘定
奉行并加り御目付相談之上
遂吟味、一郎左衛門江相達可申候事
内ニ而取計可申候、但一ケ所
ニて金及壱両程ニ、又外ニ茂
小普請所多、拾両ニて難届
節者、翌月江相送り可申付候、
夫共ニ御修覆所難捨置
場所共ニ而金高ニ成候ハヽ、
御勘定奉行共江相談之上
遂吟味、一郎左衛門江相達可受
差図候事
一惣而御普請御入用不依何事、
手前積いたし、御勘定奉行
所江持参御勘定奉行、加り御目付
打寄、遂吟味候上、一郎左衛門江
(改頁)
相達可得差図候事、
附、入札申付候ハヽ、入札披候已後、
落札之寄惣金高一紙相認、
御勘定奉行共江遂相談、御金
之儀申談候上、一郎左衛門江申達、
弥御普請可申付筈ニ相極
候ハヽ、右之一紙一郎左衛門ゟ御勘定
【(取り消し線)奉行】所江相渡置、追而御勘
定帳出候節之引合ニ可仕
候事
一御作事諸色御入用方之義
ニ付而ハ、不依何事ニ御勘定
奉行并加り御目付相談之上
遂吟味、一郎左衛門江相達可申候事
画像 8
一御普請方加り御目付、只今
迄之通、不依何事立会遂
吟味可申候事
一御作事ゟ諸役所江渡候品
之事、向後取〆方ニ而吟味
之上【(取り消し線)諸元〆方】受取候品之
書付、元〆致證拠判、其之上
ニ而可相渡候事
附、御勘定所江請取候品
茂候ハヽ、御勘定奉行共證
拠判ニ而可相渡候事
一御作事諸色之儀、随分減
(改頁)
有之候様取斗、日々遂吟味
相考候而、存付候義ハ御勘定
奉行加り御目付遂相談、一郎左衛門へ
可申達候事
一御作事所之もの共、平日勤方随分
心付、善悪之義可申上候事
一御勘定帳之儀、不相滞様ニ可仕候事
右之趣申渡候様被 仰出候
子七月
右、三左衛門夫々相渡候事
子七月廿八日
一御家中諸士江被仰出之書付、
一御普請方加り御目付、只今
迄之通、不依何事立会遂
吟味可申候事
一御作事ゟ諸役所江渡候品
之事、向後取〆方ニ而吟味
之上【(取り消し線)諸元〆方】受取候品之
書付、元〆致證拠判、其之上
ニ而可相渡候事
附、御勘定所江請取候品
茂候ハヽ、御勘定奉行共證
拠判ニ而可相渡候事
一御作事諸色之儀、随分減
(改頁)
有之候様取斗、日々遂吟味
相考候而、存付候義ハ御勘定
奉行加り御目付遂相談、一郎左衛門へ
可申達候事
一御作事所之もの共、平日勤方随分
心付、善悪之義可申上候事
一御勘定帳之儀、不相滞様ニ可仕候事
右之趣申渡候様被 仰出候
子七月
右、三左衛門夫々相渡候事
子七月廿八日
一御家中諸士江被仰出之書付、
画像 9
左ニ記
覚
前々より被 仰出置候通、御家
中諸士之惣領、額直并前髪
取候儀相(願カ)頼候上ニ而取計来
候之処、近年ハ何となく親々
了簡を以額直し并前髪
取候もの茂有之由相聞候、
向後左様之無法成義無之、
兼而被 仰付置候通ニ急度
相守可申候、若病身之子共
(改頁)
為養生前髪とらせ度者
有之候ハヽ、年齢不相応ニ候共、
其訳相願之、療治相頼候
醫師より書付指添候
様ニ可被致候、右之通被
仰出候間、可被存其旨候、以上
子七月
右被 仰出書付四・五通相認、
御目付共江相渡、致席触候事
附、右書付江戸江茂指遣候、爰元
ニ而席触いたし候間、江戸
にても席(触脱カ)致候様申遣候事
左ニ記
覚
前々より被 仰出置候通、御家
中諸士之惣領、額直并前髪
取候儀相(願カ)頼候上ニ而取計来
候之処、近年ハ何となく親々
了簡を以額直し并前髪
取候もの茂有之由相聞候、
向後左様之無法成義無之、
兼而被 仰付置候通ニ急度
相守可申候、若病身之子共
(改頁)
為養生前髪とらせ度者
有之候ハヽ、年齢不相応ニ候共、
其訳相願之、療治相頼候
醫師より書付指添候
様ニ可被致候、右之通被
仰出候間、可被存其旨候、以上
子七月
右被 仰出書付四・五通相認、
御目付共江相渡、致席触候事
附、右書付江戸江茂指遣候、爰元
ニ而席触いたし候間、江戸
にても席(触脱カ)致候様申遣候事
画像 10
子八月
一御家中之面々江、下人召仕候
儀ニ付被 仰出席触候趣、左ニ
記之
覚
御家中之面々召仕候下人、
年久鋪差置、譜代同前ニ
有之とても、請判人無之
者ハ、若差支之筋にも可罷成哉、
勿論人別ニそれ/\の様子
次第、主人之心得可在之候得共、
先ハ請判等有之様に心掛ケ
可申候、右之趣申達置候様ニと
(改頁)
御年寄中被仰聞候間、可被得
其意候、以上
子八月
子八月十三日
一瀧川新右衛門・八太三左衛門儀、御借り
米多有之候ニ付、従
御先代【(取り消し線)御】使番給金六両宛
相渡り候処、右両人今日
御前江被 召出、〈月番内蔵允/一同ニ罷出ル〉左之通
御自筆之御書付、左記之
瀧川新右衛門
八太三左衛門
子八月
一御家中之面々江、下人召仕候
儀ニ付被 仰出席触候趣、左ニ
記之
覚
御家中之面々召仕候下人、
年久鋪差置、譜代同前ニ
有之とても、請判人無之
者ハ、若差支之筋にも可罷成哉、
勿論人別ニそれ/\の様子
次第、主人之心得可在之候得共、
先ハ請判等有之様に心掛ケ
可申候、右之趣申達置候様ニと
(改頁)
御年寄中被仰聞候間、可被得
其意候、以上
子八月
子八月十三日
一瀧川新右衛門・八太三左衛門儀、御借り
米多有之候ニ付、従
御先代【(取り消し線)御】使番給金六両宛
相渡り候処、右両人今日
御前江被 召出、〈月番内蔵允/一同ニ罷出ル〉左之通
御自筆之御書付、左記之
瀧川新右衛門
八太三左衛門