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    付札 本文之通御座候
一飛脚宿江戸ニ而川瀬石町和泉屋甚兵衛、淀ニ而者大坂ゟ通候飛脚ニ問屋江申付相渡遣候、大津ニ者飛脚宿申付置、仕立飛脚者大津迄差遣候
    付札 此方ニ而申付候者別紙記候通御座候
一水車二ヶ所、古来ゟ御城附修復人并大工等附置、小破之内修復仕候事
  但、城内用水之為斗ニ而も無之候、二丸泉水并嶋崎御茶屋江掛申候
 
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    付札 本文之通御座候
一風烈敷節者、物頭足軽召連町廻、常者大目付・徒目付并町同心無間断相廻申候事
   附り
    本文之通ニ先者准申候町奉行も折々打廻申候
一領内寺社・町人・百姓年始之礼式
  一右独礼之者進物前ニ置、於書院礼仕候披露用人
  一四ヶ国之庄屋、大広間ニ並居一同ニ礼仕候、披露同断
 
 
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   但、在府留守之節年礼受不申候、前御城主御代ニ者御家老衆右之格を以礼被請候由
    付札
     先者此格ニ仕候、大勢ニ付用人斗ニ而者披露不足いたし候ニ付、外之者も差加へ申候、且亦在府留守之節者礼ニ者不罷出候
一淀弐拾石船 五百七艘
     上荷船と唱申候
 右用事次第遣申候
    付札 只今者過書庄船と唱申候
 
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    大坂迄片道 米七升宛
    二三里迄  米弐升宛
    地廻り   米壱升宛
    付札 本文之通御座候
一郡方会所 一ヶ所
  大坂口御門之内ニ有之候、前御城主御代ニ者会所無之、奉行之宅ニ而公事訴訟裁断之由、丹後守代申付候
    付札 本文之通御座候
一大坂口番所之儀、御門ニ番人差置候而ハ〆り簿候付、御門外ニ柵門申付番人差置為
 
 
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 相守申候、依之右御門者昼夜明置候事
    付札 本文之通御座候
一淀ニ相勤候地侍
   御朱印百石持 納所町木村藤五郎
             川村与惣右衛門
   木村源之助殿同格之御家人ニ而候処、子細有之、浪人ニ而罷在候、淀之住人水車作始候者之子孫
      細川越中守様御扶持人
       水乗村築山兵庫
     右同断  築山与九郎
          同 与十郎
 
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    付札 本文之通御座候
 右之者共年始ニ者御城江罷出候、五節句ニ者客屋迄来ル謁取次候、進物致受用候
一斬罰、大橋之上美津河原ニ而行候事
   附り
    重科之刑罰ハ京都御所司代并町御奉行所へ被達候由、前御代獄門伏見堤之東淀領之内葭嶋ニ被掛候由
    付札
     本文之通御座候、重科
 
 
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     之刑罰行候儀、終ニ無之候
一淀町火事之節、壱軒焼ニ而茂
  御所司代・京町御奉行・半年代御目付
     大坂被成御座候時者不及御座候
 右之通御届被成候事
    付札 本文之通御座候
一淀宿伝馬役之家壱軒焼ニ而も、於江戸道中御奉行中江御城主ゟ御届被成候、尤問屋年寄ゟ絵図を以
 
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 御届仕候事
  但、伝馬持之外家何軒焼ニ而も江戸江不及御届候事
    付札 本文之通御座候
一宇治江川筋満水之節、伏見堤御預之場所淀ゟ組頭壱人・郡奉行壱人・平士五六人・川除方役人并足軽等召連罷出堤防候事
  但、人足者小堀仁右衛門殿御代官所百姓共被差出候、
 
 
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  且又京堤御預之所江も郡奉行壱人・川除方役人并足軽等差出、堤為防申候事
    付札 本文之通御座候
一禁裏院中火之番、近年郡山・淀・膳所・丹波亀山四ヶ所江被仰付候、御城主之御方一ヶ月代り御壱人宛御勤被成候事
    付札 本文之通御座候
  一公儀ゟ御書付出候淀御人数
  一騎馬  八騎
      外ニ弐騎煩替被指出
 
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  一纏   壱本
  一足軽  五拾人
      付札本文之通
  一中間 右ニ応
 右之通被仰付、当番月者京都火消屋敷ニ右之人数高并勝手役人等差出賄申付、且又右拾騎之内組頭壱人・家老格出京人数下知仕候事
    付札 本文之通御座候、家老者之内一人出京下知仕候
一於京都御法事之節、御番御固被仰付候儀有之由