画像 1
　
　寛政五癸巳年
　御着　城御當日御規式帳
　
　
　

画像 2
一御着　城御當日、従伏見御迎船拾弐挺速
　被為　召伏見御堤御番所脇之雁木ゟ
　御揚被遊池上町中大手御門三鉄ゟ被為
　入二之丸御玄関ゟ被遊
　御揚敷筵候
　　　　　　　　　　　御年寄共
　　　　　　　　　　　御用人
　　　　　　　　　　　奉公人
　　　　　　　　　　　御小性頭
　
　

画像 3
　　　　　　　　　　　御側
　　　　　　　　　　　御取次
　　　　　　　　　　　御小（姓）性
　　　　　　　　　　　　是者常被通鏡板候
　　　　　　　　　　　　罷出候
一御道中御守御小（姓）性請取之
一御先立御目付其次御年寄共
　御刀御側持之御廣間上之間御用部屋
　前通席□ニテ
　
　　（改頁）
　
　御目見（之ヵ）□諸士　御言葉被為　掛
　御取合御年寄共
一大書院被遊　御着座御熨斗向木
　三方戴之御城代差上之尤廊下通【（下付箋）當時御城代無之ニ付】
　杉戸之方ゟ持出差上之御年寄共罷出【（下付箋）御留守居指上也】
　相済召割被遊　御立元御用部屋
　前通表御次脇御膳立之間前通り
　御居間書院　御着座被遊御通筋
　御目見之諸士　御言葉被為　掛
　
　

画像 5
　　　　但御膳立之間銅篭間ニテ
　　　　　御目見之者御用人披露也
一御居間書院被遊　御着座御熨斗
　向木三方戴之御小（姓）性差上之相済右之通
　罷出御祝儀申上也
　　　　　　　　　　　御小（姓）性頭
　　　　　　　　　　　御側
　　　右一同罷出御祝儀申上也
　　　　　　　　　　　御小（姓）性
　
　　（改頁）
　
　　　　　　　　　　　御居間御次
　　　右一同罷出御祝儀申上也御小（姓）性頭
　　　御取合
　　　　　　　　　　　御匕醫
　　　右一同罷出御祝儀申上也御小（姓）性頭
　　　御取合
　右相済
　　　　　　　　　　　御年寄共
　　　　　　　　　　　御用人