図1―51 多摩市の浮遊粒子状物質の量(昭和56(1981)~62年(1987))
図1―52 多摩市の浮遊粒子状物質の分布(昭和61年11月)単位:mg/m3
浮遊粒子状物質の環境基準は一時間値の一日平均値が〇・一〇mg/m3以下であり、かつ、一時間値が〇・二〇mg/m3以下であることである。多摩市での浮遊粒子状物質の量は多く、昭和五十年から昭和五十四年の間では環境基準達成率は七一パーセントから八七パーセントであったが、昭和五十五年から昭和五十六年には〇パーセントとなっている。昭和六十一年から昭和六十二年にかけても、多くの地点で環境基準を達成することができず、特に秋の調査では全地点環境基準にまで至らなかった。