目次
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通史編1 自然環境 植物・動物 原始および古代 中世・近世
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第二編 植物
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第一章 植生
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第二節 多摩市の植物群落
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10 つる性一年生草本群落
アレチウリ
148 ~ 148
このほかでは、つる性の一年生草本であるアレチウリが優占する群落が、多摩川と大栗川の合流点付近の河川敷や崖地に広く分布している。アレチウリは北米原産の帰化植物で、輸入大豆などに混入して昭和二十七年(一九五二)前後に日本に侵入したものと考えられている。多摩市では昭和四十五年(一九七〇)前後から目立つようになり、クワモドキ群落さえも覆いつくすほどの繁殖力を示している(図2―10)。
図2―10 アレチウリの繁茂