目次
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通史編1 自然環境 植物・動物 原始および古代 中世・近世
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第二編 植物
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第二章 植物相
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第二節 植物相
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2 分布上興味ある植物について
カワラハハコ(キク科)
160 ~ 160
河原の砂礫地に群生する多年草。茎は下部からよく分枝して叢生し、高さ五〇センチメートル前後となる。葉は線形で幅二~三ミリメートルぐらいでふちは裏側に巻く。学名の種小名にエドエンシスとあるように多摩川の河川敷に多く分布しており、多摩市域の河原にもかつては多く見られたが、現在ではほとんど見られない(図2―14)。
図2―14 カワラハハコ