目次
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通史編1 自然環境 植物・動物 原始および古代 中世・近世
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第二編 植物
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第二章 植物相
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第二節 植物相
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2 分布上興味ある植物について
バアソブ(キキョウ科)
174 ~ 175
山地の林下や林縁に生えるつる性の多年草。全体に白毛が散生する。同属のツルニンジンによく似ているが、やや小形で、葉裏に白毛が密生し、花冠もやや小形で、花の咲く時期が八~九月と、ツルニンジンより一月ほど早いことで区別できる。花冠の内側の紅紫色の斑紋を老婆のそばかすにたとえたもので、ソブとは木曽地方の方言である。多摩市ではごく少ない(図2―37)。
図2―37 バアソブ