自治連の結成

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少しずつ自治会が増加してくると、市域全体の自治会同士の横の連携が求められ、昭和四十年六月に多摩市(当時は多摩町)自治会連絡協議会(略称、自治連)が結成された。平成七年現在、自治連に加入しているのは八四団体、未加入が七七団体となっているが、昭和四十五年以降の加入団体数の推移は表2-5のとおりである。
表2-5 自治連加入団体数の推移
年度
昭和45年度 18
48 25
52 31
57 39
62 47
平成5年度 70
7 84
※昭和45、48年度は落合地区区有文書より作成。平成7年度は「平成7年度 自治会、管理組合名簿」による。他は『自治連たま』1・8・11・26号による。

 現在、自治連は機関誌『自治連たま』を年三回発行して連携を密にする一方、体育祭や学習会を開催したり、自主防災組織の強化をめざして活動している。また、例えば平成六年度には京王帝都電鉄本社へ市域の駅への特急電車停車の要望書を提出したり、多摩市議会議長へ「公立葬祭施設設置に関する請願書」を提出したりもした(この請願は平成六年度の市議会第四回例会で採択されている)。なお、自治連の中は自治会部会と管理組合部会とに分かれており、それぞれ独自の問題については部会ごとに話合いがなされている。