神社合祀

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明治末期に行なわれた神社整理についてみてみると、多摩市域では明治四十三年九月三日に落合地区の無格社の天神社が村社の白山神社に合祀され、同四十四年六月二十八日に乞田地区の無格社の神明社が村社の八幡神社に合祀された二例があるのみで、さほど大きな影響は受けなかったことがわかる(『多摩市史 資料編三 近代』)。
 このほか、昭和四十年代以降、多摩ニュータウンの区画整理により所在地を失った山野の小祠が、鎮守神社ほかの神社の境内地や社殿に合祀されたものが見られる。