目次
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民俗編
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第五章 信仰と祭り
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第六節 寺院行事と檀家組織
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1 関戸地区
延命寺
471 ~ 471
時宗、本尊は阿弥陀如来である。当寺は無本寺で延命地蔵を祀る。元禄十五年(一七〇二)十二月第四八代遊行上人により時宗となり、延命寺と呼ばれるようになったという。当時より檀家はなく、したがって、昔からムラの人がかかわる行事はない。
延命寺では、春秋の彼岸の中日に本堂で「六道修正三界万霊」という彼岸の経をあげており、また、正月に修正会を行っている。
写真5-71 延命寺