盆供

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落合地区山王下では、八月一日は盆供(ぼんく)といって、寺に米を持っていった。米の量は、その家の先祖の戒名の位によって違っていた。盆供の日取りは寺によって異なるが、八月一日から七日ころまでであった。頼んでおいた塔婆(とうば)を家に持ち帰り、お盆まで仏壇のそばに立てかけておいた。