二百十日

535 ~ 535
二百十日は厄日であって、このころによく台風がくるといわれている。市域では、二百十日を風祭(かざまつ)りといって、風の被害がないように願って日待ちをした。風祭りは「風祭りの三日正月」といって風祭りの前後を含めて三日間の休日となり、ムラ中がいっせいに休みとなった。風祭りは、うどん日待ちともいい、小麦粉を持ち寄ってうどんを作って食べた。