目次
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民俗編
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第七章 誕生から死まで
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第二節 誕生とその周辺―人と家族―
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3 成長への祈り
オシンキャク
568 ~ 568
お祝いをくれた親戚などにも、赤飯、餅を奇数個を配り、母親は初めて赤子をつれて日帰りで実家に行く。これを、オシンキャク(お新客)という。実家では、屑繭や玉繭でつくった真綿を子どもにかぶせる。これは、白髪が出るような年齢まで、丈夫に成長するようにとの願いが込められて行われる。