目次
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民俗編
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第七章 誕生から死まで
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第三節 青年・壮年期―人と社会―
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1 青年の生活と結婚
男女の出会い
573 ~ 573
夜遊びは、夜間に、地域のなかやよそのムラの娘がいる家を、二人から三人の若者が連れだって訪ねて行き、そこで遊んで帰ってくることをいう。遊びに来たものへの対応は家によって違いがあるが、親がお茶を出してくれるところもあった。
メカゴ細工なども、また、男女の出会いの場であった。粉屋踊りなどの芸能の練習も、男女が出会うきっかけであった。