嫁の節供

582 ~ 582
嫁いでから最初の三月節供を、嫁の節供という。里に帰る日とされていた。三月一日に紅白の菱餅を搗き、三日までに蛤三個を添えて、親戚・仲人・クミアイの人たちに配った。三月三日の雛祭りには、紅白の菱餅に、蛤、白酒などを添えて届ける。
 盆や正月にも里に帰り、泊まる。