目次
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民俗編
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第八章 ことばの民俗と芸能
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第二節 世間話と伝説
2 村の世間話
632 ~ 633
人魂や火の玉のような怪火の話が多く、実際に見た人が体験談として語っているのでいずれも具体的な話になっている。妖怪の話は少なかったが、市域では、小豆をとぐ音をさせるアズキトギという妖怪の話があって、関戸、貝取、南野などの地区で聞くことができた。多摩ニュータウンの開発にともない、造成工事による障りの話も新しく生まれている。