前兆

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「蜂の巣が高い所にある年は雨が多い」という。また、蜂が巣を低い所に作る年は、大風が吹いたり、台風が何度も来たりする年になるという。
 また、関東大震災のときに、雉(きじ)が騒いだとか、魚の動きが変だったという話が伝えられており、動物が地震を予知するもよく言われている。雉が変に鳴く、犬が変に鳴く、川の魚がよく動くなどが地震の前触れとして市域では広く知られている。犬がワンワンとやけに鳴くので「何だろう、わあ、変な鳴声だ」と言っていると間もなく地震がくるという。雉の方が察知するのが早く、犬は揺れるほんの直前に鳴くという。