お手玉や縄跳び、まりつきなどは、歌を歌いながら調子をとって遊ぶことが多い。これらの歌は、年代によって少しずつ違っているようであるが、例えば、大正五年生まれの一ノ宮地区の女性は、お手玉では「おさらい」「川中島」などを歌ったという。
　ほかに、輪になって「かごめかごめ」「羅漢（らかん）さんが揃ったら回そじゃないか」「中の中の地蔵坊」をしたり、二組に分かれて「はないちもんめ」「子とろ子とろ」をしたりした。