目次
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民俗編
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第八章 ことばの民俗と芸能
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第五節 芸能
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3 囃子
市域の囃子連と囃子保存会
685 ~ 685
市域で現在活動している囃子連、囃子保存会は、関戸地区の関戸囃子保存会、連光寺地区では本村(ほんむら)の本村囃子連と東部地区の多摩連光寺囃子連、馬引沢の馬引沢はやし連、乞田地区の乞田囃子連、一ノ宮地区の一之宮小野神社囃子連の六つである。この中で、戦前に囃子連があったのは、連光寺地区東部と乞田地区であるが、いずれも一時中断し、東部地区は昭和四十年代後半、乞田地区は昭和六十三、四年になってから復活した。関戸囃子保存会が活動を始めたのは、昭和五十一年からであり、本村囃子連、一之宮小野神社囃子連も昭和五十年代後半から始まった。市域の囃子の流派は、連光寺地区の囃子が船橋流であるが、ほかは目黒流である。
写真8-33 馬引沢はやし連
写真8-34 多摩連光寺囃子連
写真8-35 関戸囃子保存会
写真8-36 本村囃子連
写真8-37 乞田囃子連
写真8-38 一之宮小野神社囃子連