臼ひき歌

693 ~ 699
小麦や屑米などを粉にひくのに家庭では石臼を用いた。作業が単純な上に時間がかかり、年寄りや子どもたちの役割であることが多かった。あきないように、臼ひき歌を歌うこともよくあったという。たとえば関戸地区では、「臼をひくときゃ 眠り目でひきゃる 団子食うときゃ 猿まなこ」などと歌ったという。
 

白枡粉屋



 


 


 


 


 


 


1.昭和29年録音のソノシートより採譜し歌詞は昭和40年代に作製されたレコードで補った。歌詞に不明瞭な部分があり、聞きとれる範囲で文字に置きかえた。
2.囃子はかたかなで示した。エーやアーと記した部分は、エーン、アーンと聞こえることもあるが、はっきりしないので、エー、アーと記した。