和田・愛宕・東寺方地区

  • 地区名:和田・愛宕・東寺方地区(わだ・あたご・ひがしてらかたちく)
  • 住区番号:17区和田・愛宕・東寺方・鹿島(八王子市)
  • 入居開始時期:1972(昭和47)年3月(和田・愛宕・東寺方)、1976(昭和51)年(鹿島)
  • 面積:97.8ha

東西にのびる尾根状の地形であり、地形を活かした造成が行われました。日照に優れた南斜面には高密度に集合住宅を配置し、北斜面は、極力勾配を緩めて造成し、同時に造成法面の緑化を行い既存樹林との緑の連担を図りました。自然地形をできるだけ変えない方向で設計しており、緑の濃い景観は、この地域の特徴となっています。また、和田、東寺方の既存地域と連担するように開発されました。

開発地には愛宕神社があり、17住区の基本方針では開発区域内に寺社仏閣を作らないという方針も検討されましたが、神社及び神社周辺の樹木は保存すると決定され、神社は現在の場所へ遷りました。

映画「耳をすませば」の主人公月島雫が住んでいた住宅のモデルはこの地域の団地といわれています。

パノラマのアイコン地点は、東京都水道局愛宕配水所付近です。