- 施設名:多摩ふるさと資料館
多摩市の歴史や文化財・ふるさとを身近に感じられる施設として、2022(令和4)年4月1日に開館しました。市内で出土した土器や石器・昔の暮らしや仕事で使われていた道具を展示してあり、一部の資料は実際に触ることができます。
文化財を身近に体験できる5つの展示室と、文化財について学ぶ多目的室などがあります。
【昇降口】多摩市の大型民具「味噌樽」
多摩市に残る大型民具の一つ、多摩市一ノ宮の荻巣麹店で実際に使用されていた大小さまざまな味噌樽(実物)を関連資料とともに展示しています
【展示室1】ふるさと資料館へようこそ
多摩市の歴史を学び、ふるさとを感じることができます。多摩市の歴史の大きな 流れを映像や写真、ジオラマ、資料で紹介します。
【展示室2】埋蔵文化財 ― 縄文時代から古代までを中心に歴史を知る
旧石器時代から中世までの埋蔵文化財を展示しています。見どころは多摩市内で発見された先史時代の土器や石器です。石器時代や縄文時代に多摩の地で生活していた人びとの暮らしに思いを馳はせてみませんか。
【展示室3】くらし ― むかしの暮らしを見る、学ぶ
むかしの暮らしを見て、触れて、実感できる展示室です。
展示室の中に旧小泉家住宅の部材の一部を使い、土間・かって・広間の一部を復元しました。
「かって」や「広間」にあがり、多摩のむかしの家の様相に触れ、古民家の雰囲気を感じることができる展示スペースです。
電気がなかった時代から昭和の暮らしまで、時代の移り変わりが実感できる様々な生活道具を展示しています。
【展示室4】生業― むかしの仕事を学ぶ
ニュータウン開発以前の多摩では、「農業」「養蚕」「炭」などの仕事が盛んに行われていました。当時の生業に使用していた様々な道具や写真、資料を展示し、ニュータウン開発前の多摩と当時の仕事の様子を感じていただけます。
【展示室5】働く車 ―運搬中心の大型民具を見る、学ぶ
多摩市に残る大型民具の中で「働く車」をテーマに、消防車や大八車をはじめ、籠や梯子などを展示します。また、消防に関連する制服や消防団旗、梯子なども展示します。