凡例

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1.本書は、『多摩市市制施行50周年記念誌』である。作成にあたっては、多摩市企画政策部企画課が主宰した「市制施行50周年記念誌準備委員会」にて編集基本方針を決定した。編集基本方針に従って「市制施行50周年記念誌編集委員会」(委員長:浜田弘明)を開催し、各執筆者に依頼して原稿を集めた。事務局は公益財団法人多摩市文化振興財団が担った。
2.編集基本方針は、以下のとおりである。
(1)現在散在している多摩ニュータウン関連の貴重な資料を、市民の財産とし後世に伝えるとともに、今後の多摩市のまちづくりを考えていくための布石とするため、市制施行以降の多摩ニュータウンの変遷を中心とした、近現代史にスポットをあてた記念誌とする。
(2)『多摩市史』の成果を十分に継承し、それまでの歩みを体系的に記録するとともに、それ以降の新しい知見を加えた未来に向けた記念誌とし、次回市史を作成する際に利用できる質の高い内容とする。
(3)市史を刊行した1997(平成9)年以降について、多摩地域のニュータウン変遷に関わる有形・無形の資料を収集し、それ以前については、現在ある資料を基に編集する。現在保有している資料および編集の過程で収集した資料は、将来の市民の利用に供することを意図して、整理・保存・管理する。
(4)客観的で平易な記述とし、市民に分かりやすく広く親しまれ、今後のまちづくりや子どもたちの教育にも活用される記念誌とする。
 編集にあたっては、以上の編集基本方針を踏まえたうえ、①最新の情報を取り入れ、理解しやすい内容にすること、②中学校等での教育でも活用できる内容とすることに留意して編集を進めた。
3.本文中の表・図・写真の所蔵者名は、巻末一覧に掲載した。
4.本書の編集は、多摩市企画政策部企画課が主宰した編集委員会による議論をもとに編集を進めた。
【編集委員会】委員長 浜田弘明、副委員長 保坂一房、編集委員 川村悳彦・長倉勉・松井江里子・三輪勝子(以上五十音順)
【事務局】多摩市企画政策部企画課・多摩市教育委員会教育振興課
【事務局(制作委託)】公益財団法人多摩市文化振興財団
【デザイン】田口桃代(MOGRAF)
5.本書の編集・執筆にあたっては、各機関・団体および個人の方々のご協力を得た。紙面を借りて感謝の意を表する。