唐木田・落合付近
上:1972(昭和47)年12月
下:2005(平成17)年10月
[国土地理院撮影空中写真]
市制施行間もない1972(昭和47)年には、愛宕地区で団地の入居が始まっており、造成工事が落合・鶴牧地区でおこなわれている。唐木田はまだ造成工事が始まっていなかった。現在は多摩センター駅を中心に、多摩ニュータウンのセンター地区として発展している。
永山・諏訪付近
上:1972(昭和47)年12月
下:2017(平成29)年8月
[国土地理院撮影空中写真]
1972(昭和47)年では、永山・諏訪地区の団地が入居から1年を過ぎているものの、樹木はまだ育っていない。瓜生や貝取では昔ながらの集落が写っている。1974(昭和49)年に永山駅が開業し、現在は駅周辺には商業施設が集まっている。諏訪地区では、多摩ニュータウンで初めての団地建て替えがおこなわれた。
和田・東寺方付近
上:1972(昭和47)年12月
下:2005(平成17)年10月
[国土地理院撮影空中写真]
1972(昭和47)年にすでに桜ヶ丘や一ノ宮の住宅団地などがあり、多摩ニュータウン開発前から開発が進んでいたことが分かる。大栗川の河川改修工事が進んでいるが、これは多摩ニュータウン開発に関連した工事だった。現在は宅地開発が進んでおり、特に川崎街道沿いのマンション群が目を引く。
関戸・連光寺付近
上:1972(昭和47)年12月
下:2008(平成20)年9月
[国土地理院撮影空中写真]
1972(昭和47)年頃は、聖蹟桜ヶ丘駅付近もまだそれほど市街地化しておらず、駅から少し離れた場所には水田があった。乞田川は改修され、ニュータウン通りは整備されている。現在は駅周辺の市街地化が進み、川崎街道も拡幅されている。右下のまとまった緑地は、都立桜ヶ丘公園で市民の憩いの場になっている。