連光寺・若葉台里山保全地域

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 稲城市との境の谷戸の湿地で開発計画が動き出したのは2007(平成19)年。当時、希少な動植物を育む湿地の価値はほとんど知られていませんでした。「ここを残したい」との市民の願いが共感を拡げ、動植物の専門家の調査、3,000筆超の署名やカンパ、開発・設計業者や行政との何度もの話合いへとつながりました。保全を求める市民の粘り強い活動が功を奏し、2014(平成26)年11月14日に東京都の保全地域に指定されました。湿地は保全され、今も市民による保全のためのボランティア活動が続いています。(連光寺東谷戸の会)
多摩市内ではここでしか見られない自然発生のヘイケボタル 2019(令和元)年7月

多摩市内ではここでしか見られない自然発生のヘイケボタル 2019(令和元)年7月

[田中ちひろ氏撮影]


国の絶滅危惧種「キバサナギガイ」 2019(令和元)年8月

国の絶滅危惧種「キバサナギガイ」 2019(令和元)年8月

[田中ちひろ氏撮影]


湿地内の田んぼに産卵に訪れるシュレーゲルアオガエル 2011(平成23)年6月

湿地内の田んぼに産卵に訪れるシュレーゲルアオガエル 2011(平成23)年6月

[田中ちひろ氏撮影]


春の湿地風景 2010(平成22)年4月

春の湿地風景 2010(平成22)年4月

[田中ちひろ氏撮影]


下流から見た水路 2009(平成21)年5月

下流から見た水路 2009(平成21)年5月

[田中ちひろ氏撮影]

水路にはホトケドジョウやカワニナなどがいる。