多摩ニュータウン開発や多摩市市制施行により、多摩市は大きく変わったが、その変貌を見つめ続けてきた樹木がある。平久保(びりくぼ)のシイは、推定樹齢500年~600年で、1961(昭和36)年より東京都の天然記念物に指定されたスダジイである(写真1枚目)。開発の際にもそのまま残して開発され(写真2枚目)、現在も変わらぬ位置で街を見守る(写真3枚目)。
連光寺春日神社境内にあるケヤキの大木は、推定樹齢300年とも言われ、多摩市指定天然記念物でもある(写真4枚目)。これらの木々は、現在も地域を静かに見つめ続けている。