市制が施行された1971（昭和46）年11月には、多摩市が主催した文化祭と産業祭がおこなわれました。この市民文化祭を成功させることを目的の一つとして、1972（昭和47）年3月に「多摩市文化団体連合」が設立されました。当初は4団体でしたが、1974（昭和49）年には10団体に増え、多摩市市制施行5周年となる1976（昭和51）年には、多摩市が主催した大規模な市民祭が実施されました。現在では、囲碁、日本舞踊、バレエ、華道、茶道、書道、フラダンス、民謡、かっぽれ、手編み、三曲、美術、詩吟、和紙人形、和太鼓、おわら節踊り、大正琴、ダンスなど18団体が加盟しています。
　合唱団体は、1974（昭和49）年に第1回多摩市合唱祭が開催されたことを契機に、多くの団体が設立されました。さらにパルテノン多摩開館前の1985（昭和60）年前後より、多摩童謡友の会、多摩子ども劇場、多摩市民「第九」をうたう会、多摩シティ・バレエ団などが結成され、平成になってからは多摩ユースオーケストラ、Brass Festa 多摩なども登場しています。美術の分野では多摩美術家協会が結成され、毎年展覧会を実施し、映画分野では多摩シネマフォーラムなど全国的に有名な活動をおこなう団体も出てきました。（事務局）