最初に多摩市に街路樹が植えられたのは1962(昭和37)年5月のことで、桜ヶ丘団地が建設され、聖蹟桜ヶ丘駅より桜ヶ丘団地までの道路が整備され、サクラの街路樹が植栽されました。その後、多摩ニュータウン区域の街路樹は、植栽基本計画委員会により樹種決定され、植栽形式は原則的にベルト状植栽とされ、街路樹種は、高木としてサクラ類、トチノキ、ケヤキ、ハナミズキ、ユリノキ、メタセコイアなどの落葉樹、クスノキ、シラカシなどの常緑樹が、合計約16,000本植栽されています。低木はサツキ、クルメツツジ、ドウダンツツジなどが植栽され、新緑や紅葉など、季節ごとの景色を楽しむことができます。(大石武朗)
多摩市では、約16,000本の街路樹を管理しており、サクラやケヤキ、シラカシなど多くの種類が植栽されています。それらの街路樹は、豊かなみどりを形成し、新緑や紅葉など、季節ごとに変化する景色を見ながら街歩きを楽しむことができます。
植栽から約40年が経過し、他自治体と比べても多くのみどりを保有していますが、現在、「多摩市街路樹よくなるプラン改定版」(2019(平成31)年3月)で定めた管理方針により、街路樹を健全な状態に導き、より魅力のあるものにしていこうと取り組んでいます。(多摩市都市整備部道路交通課)