多摩ニュータウンの再生

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 多摩市は、2013(平成25)年7月、学識経験者、東京都、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)、民間企業、多摩市により構成される「多摩ニュータウン再生検討会議」を設置し、専門的な見地から、まちの再生に向けた方向性や具体的な取り組み、魅力向上などについて検討を進めました。その後、2016(平成28)年3月には「多摩市ニュータウン再生方針」を策定し、さらに2018(平成30)年2月には2040年代のまちの将来像を示した「多摩ニュータウン リ・デザイン 諏訪・永山まちづくり計画」を策定しました。これを踏まえて、2021(令和2)年2月には、「全体計画~多摩ニュータウン再生で描く将来都市構造イメージ~」が提言されました。また、平成25年度より、多摩ニュータウン再生プロジェクトシンポジウムを開催し、市民と取り組みの進捗状況を共有してきました。(多摩市都市整備部都市計画課)

「多摩ニュータウン リ・デザイン 諏訪・永山まちづくり計画」

初期入居地区である諏訪・永山地区の2040年代の都市構造を示し、再生に向けた取り組みの促進を図るために策定した。


多摩ニュータウン再生プロジェクト第7回シンポジウムの様子 2020(令和2)年2月11日


多摩ニュータウン再生プロジェクトロゴマーク

2015(平成27)年に、市民、行政、企業・団体等が連携・協力して、これからの多摩ニュータウンを共に担っていく機運の醸成を目的に、多摩ニュータウン再生プロジェクトのロゴマークが作成された(水野安奈(多摩美術大学)作成)。ロゴマークでは、昔からある自然の豊かさを基盤に、大きな芽はこれから育っていく街を、そして、そこから成長し続ける利便性、街に暮らす人々の穏やかで楽しげな雰囲気を表現している。


多摩ニュータウンの魅力実感イベントポスター 2019(令和元)年

公園や遊歩道、リノベーションされた団地といった多摩ニュータウンの魅力や、郊外での自分らしい暮らし方を多摩市以外の人に実感してもらうための「魅力実感イベント」を、官民連携して開催。


ニュータウン再生関連年表
年月日 できごと
平成25.7 「多摩ニュータウン再生検討会議」設置 平成26.2.12 多摩ニュータウン再生プロジェクト第1回シンポジウム開催(以降毎年2月に開催) 平成27.10 多摩ニュータウン再生検討会議による「多摩ニュータウン再生方針」策定 平成28.3 多摩市による「多摩市ニュータウン再生方針」策定     5 「多摩市ニュータウン再生推進会議」設置 平成30.2 「多摩ニュータウン リ・デザイン 諏訪・永山まちづくり計画」策定 平成31.2 市民ワークショップによる「永山駅再構築ビジョン~みんなで描こう将来の永山駅~」とりまとめ 令和元.11 都営住宅建替え第1期事業として学校跡地を種地とした「都営永山三丁目団地」入居開始 令和2.2 多摩市ニュータウン再生推進会議より「多摩ニュータウン再生への道しるべ 全体計画~多摩ニュータウン再生で描く将来都市構造イメージ~」を提言としてとりまとめ 令和3.7 都営住宅建替え第2期事業として都有地を種地として「都営中沢一丁目団地」入居開始