【解読文】
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差出申一札之事
一今度江戸火事ニ而御屋鋪様御類
焼被遊候ニ付小野路村御林材木ニて
御長屋切組差上ケ候様ニと被 仰付候
就夫御用之人馬被 仰付候節少も
無遅滞御触次第早速罷出相勤
可申候此度之儀者各(格)別之御事ニ候間
惣而油断不仕諸事御申渡候節
無油断相勤可申旨御申渡委細ニ
致承知候若万一致油断人馬等
致遅参候歟又ハ不働之勤方仕候ハヽ
此一札を以如何様之越度ニも可被仰上候
其節ニ至各へ少も御恨申間鋪候
為其惣百姓連判一札差出申候仍如件
吉兵衛(印)
享保十七年子四月 勘右衛門(印)
七右衛門(印)
与治右衛門(印)
七郎右衛門(印)
善右衛門(印)
名主 元右衛門(印)
年寄中 嘉右衛門(印)
市郎右衛門(印)
潰 安兵衛(印)
潰 市右衛門(印)
仁左衛門(印)
権兵衛(印)
伊兵衛(印)
金右衛門(印)
潰 清左衛門(印)
三郎兵衛(印)
源兵衛(印)
伝三郎(印)
武左衛門(印)
潰 三之丞(印)
権三郎(印)
仁兵衛(印)
源右衛門(印)
小左衛門(印)
庄右衛門(印)
新六(印)
喜左衛門(印)
与右衛門(印)
市左衛門(印)
入百姓 伝之丞(印)
同 由右衛門(印)
同 兵右衛門(印)
同潰 甚五兵衛(印)
同 甚兵衛(印)
同 小兵衛(印)
同 弥五郎(印)
同 弥左衛門(印)
同 専右衛門(印)
同 七郎兵衛(印)
同 八右衛門(印)
同 仁左衛門(印)
同 善左衛門(印)
同 利兵衛(印)
同 勘左衛門(印)
同 安左衛門(印)
同 源次郎(印)
同潰 孫市(印)
同 常右衛門(印)
同 清右衛門(印)
【読み下し文】
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差し出し申す一札の事
一、今度江戸火事にて御屋鋪様御類焼遊ばされ候に付、小野路村御
林材木にて御長屋切組差し上げ候様にと仰せ付けられ候、夫れに就
き御用の人馬仰せ付けられ候節、少しも遅滞無く御触次第早速罷り出
で相勤め申すべく候、此の度の儀は格別の御事に候間、惣て油断
仕らず諸事御申し渡し候節、油断無く相勤め申すべき旨御申し渡し
委細に承知致し候、若し万一油断致し人馬等遅参致し候か、又は不
働きの勤め方仕り候はば、此の一札を以て如何様の越度にも仰せ上
げらるべく候、其の節に至り各へ少しも御恨み申す間鋪く候、其の為
惣百姓連判一札差し出し申し候、依て件の如し
吉兵衛(印)
享保十七年子四月 勘右衛門(印)
七右衛門(印)
与治右衛門(印)
七郎右衛門(印)
善右衛門(印)
名主 元右衛門(印)
年寄中 嘉右衛門(印)
市郎右衛門(印)
潰 安兵衛(印)
潰 市右衛門(印)
仁左衛門(印)
権兵衛(印)
伊兵衛(印)
金右衛門(印)
潰 清左衛門(印)
三郎兵衛(印)
源兵衛(印)
伝三郎(印)
武左衛門(印)
潰 三之丞(印)
権三郎(印)
仁兵衛(印)
源右衛門(印)
小左衛門(印)
庄右衛門(印)
新六(印)
喜左衛門(印)
与右衛門(印)
市左衛門(印)
入百姓 伝之丞(印)
同 由右衛門(印)
同 兵右衛門(印)
同潰 甚五兵衛(印)
同 甚兵衛(印)
同 小兵衛(印)
同 弥五郎(印)
同 弥左衛門(印)
同 専右衛門(印)
同 七郎兵衛(印)
同 八右衛門(印)
同 仁左衛門(印)
同 善左衛門(印)
同 利兵衛(印)
同 勘左衛門(印)
同 安左衛門(印)
同 源次郎(印)
同潰 孫市(印)
同 常右衛門(印)
同 清右衛門(印)