史料
〔小山村鑓水村大沢村野論裁許絵図〕 | 小山村・鑓水村・大沢村の境界付近で開発が進むなか、秣場の利用方法や不明確な村境が問題となり、争論となりました。この絵図は境界争いが話し合いにより決着し、確定した村境を明確化した地図です。 | |
乍恐御訴訟申上候御事(間之原新開差留の儀につき) | 本町田村・原町田村・森野村・木曽村が共同利用していた間之原の利用をめぐり、本町田村をその他3か村が訴えている古文書です。本町田村が間之原へ勝手に植林した行為は、3か村にとって甚だ迷惑であり、ここ以外に秣場を持たない3か村にとっては、馬の飼育や肥料の入手にも困難になると訴えています。また原町田村が天正10(1582)年に間之原の開発によって誕生したことも記載されています。 |