明治時代の絵図・地図

 江戸時代の地図と明治時代の地図の大きな違いは、格段に正確になった点にあります。
 1873(明治6)年、明治政府は安定的財源の確保、全国一律の税制度をめざし、地租改正に取り組みます。そのため土地の所有者や面積、場所の正確な把握が必要であり、一筆ずつの測量など全国で大規模な土地調査が行われました。町田市域では1875年に字引絵図を神奈川県に提出しますが、市域に残る「南多摩郡各町村縮図」も、地租改正時の地図をもとにしたものでしょう。

史料
下小山田村耕作麁絵図面下小山田村耕作麁絵図面方位は誤記と思われますが、字名などの情報もあり、明治初年における下小山田村の様子がうかがえます。灰色が水田、黄色が畑、赤色の線が道、水色が川・池をあらわしています。
改租全図之字分ケ縮図(小川村)改租全図之字分ケ縮図(小川村)地租改正により作成された字引絵図の縮図です。字名の表記はなく、号番に変更されています。黄色が水田、赤茶色が畑、緑が山林、赤色の線が道、点線が字界を現しています。谷戸の多い小川村の様子がうかがえます。
小野路村縮図小野路村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名も記載されています。
南多摩郡野津田村縮図南多摩郡野津田村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林、オレンジ色は寺社をあらわしています。主な字名が記載されています。
下小山田村縮図下小山田村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名も記載されています。
真光寺村地図真光寺村地図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
広袴村地図広袴村地図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
能ヶ谷村縮図能ヶ谷村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
大蔵村縮図大蔵村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林、オレンジの凸型は寺社をあらわしています。字名も記載されています。
三輪村縮図三輪村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林、オレンジ色は寺社をあらわしています。字名は号番に変更されています。
鶴間村縮図鶴間村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしていて、水田がなかったことが分かります。字名は号番に変更されています。
金森村縮図金森村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
小川村地図小川村地図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。旧字名と号番が並記されています。
成瀬村縮図成瀬村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。中央のオレンジ色の凸は東雲寺です。字名も記載されています。
高ヶ坂村縮図高ヶ坂村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。他の縮図と異なり、神社をピンク色にしています。字名は号番に変更されています。
原町田村縮図原町田村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしていますが、村のほとんどが畑で、水田はありませんでした。字名は号番に変更されています。
本町田村縮図本町田村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林、オレンジ色が寺社をあらわしています。字名は号番に変更されています。
森野村地図森野村地図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林、オレンジ色が寺社をあらわしています。字名は号番に変更されています。
南多摩郡南大谷村縮図南多摩郡南大谷村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
金井村縮図金井村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名も記載されています。
木曽村根岸村合併縮図木曽村根岸村合併縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されていますが、複雑に入り組んだ木曽・根岸両村は、合わせての通し番号となっています。
山崎村地図山崎村地図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
図師村縮図図師村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/6000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名と号番が並記されています。
上小山田村地図上小山田村地図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。字名は号番に変更されています。
相原村縮図相原村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林、オレンジ色が寺社をあらわしています。字名が記載されています。
小山村縮図小山村縮図野津田村出身で南多摩郡役所書記の石坂能敏が揃えた「南多摩郡各町村縮図」のうちの1枚です。縮尺1/12000。子は北を指します。黄色が水田、赤茶色が畑、緑色が山林をあらわしています。旧字名と号番が並記されています。
町田村原町田地図町田村原町田地図町田町で収入役などを務めた村松久七が新調した字切図帳で、旧原町田村域の号番別地図と地番・等級・面積等が記載されています。原町田内の一筆ずつの土地利用を知ることのできる貴重な史料です。
小野路村地形図小野路村地形図縮尺1/20000。明治15(1882)年に測量、19年に製版された小野路村を中心に現在の鶴川地区など周辺村を含んだ地形図で、多摩3郡が東京府に移管された26年に再版されました。明治10年代の地形や土地利用などについて知ることができます。
原町田村地形図原町田村地形図縮尺1/20000。明治14(1881)年に測量、19年に製版された原町田村を中心に周辺村を含んだ地形図で、多摩3郡が東京府に移管された26年に再版されました。明治10年代の地形や土地利用などについて知ることができます。
原町田地形図原町田地形図縮尺1/20000。明治39(1906)年に測量、42年に製版された町田村原町田を中心に周辺村を含んだ地形図です。前年の41年に開業した横浜鉄道が描かれています。